■年齢制限について各地での「0歳からのコンサート」実施状況を音楽事務所やホールの方にも伺い、
「乳幼児とその保護者が、少しぐらい子どもがむずかっても、周囲に気を使わずコンサートを楽しむ」のに必要な条件を整理しました。
1)客席数は、乳幼児が少しむずかったり、声を出したりしても、その絶対音量が演奏を著しく妨げない程度である。
2)演奏が目の前、あるいは手が届くと感じられる距離で行われている。
具体的には、会議室のような部屋で、4,50人の親子が絨緞に座り、目の前で演奏が行われているといったイメージです。
しかしながら、私たちのコンサートは、年間の活動回数が限られ、各地で大変多くのお客様にお待ちいただいているため、ある程度の客席数の規模の会場で行う必要があります。
そこで、今年5月の調布、兵庫での公演は、
「大人と一緒にホールに足を運び、周りの多くの人とともにコンサートを楽しめる子どもたち」と「付き添いの保護者」を対象として年齢制限を「3歳から入場可」と設定することになりました。※年齢制限を一律に「○才から」と区切ることに関し、子ども一人一人の個人差が大きなことから、下記のようなご意見を頂くことがあります。
「うちの子どもは2歳です。でも『クインテット』が始まったらテレビの前でジッと釘付けなんです。絶対静かに出来るので入れてください!」
しかしながら、こうした大きな会場での公演では、主催者が一人一人の子どもの状態を見極めて、入場の可否を決定することは困難であることをご理解ください。
■客席数について兵庫、調布とも大きな会場で、最後列や4F席などでは、舞台と客席の距離が相当あります。
子どもの視点では「遠くのほうで人が動いていて、音楽が聴こえてくる」といった状況でジッと着席して集中力を保つのは難しいため
⇒公演にお越し頂ける方が減るのは残念ですが、舞台の見え方を考慮し、一部の客席の販売を差し控えております。
■公演時間について調布・兵庫の両公演とも休憩無しの約60分間のコンサートといたします。
■自宅からの楽器(音の出るもの)の持込についてこの試みは、「アキラさんからの指令」と名づけて「家の中にある、音の出るものなら何でもOK」と位置づけた、とても新しい試みでした。出かける前から、ご家庭で「何を持っていこうか」と会話が弾んだという声も頂いておりました。
このように大きな反響を頂いた試みでしたので大変残念ですが、いったんお休みさせて頂きます。当日のプログラム中、音の出るものを使う場面は2曲でしたが、それ以外の曲の演奏中や、アキラさんのトーク中も、手に音の出るものを持ったままの子どもが数多くいたことから、その音が会場全体にざわめきとして広がってしまいました。
※この件は、私たちに
「ステージ上から、付き添いの保護者の方へ『音が出ないよう楽器をしまってください』など何度も呼びかけるべきだったのか」
「開演前のアナウンスなどで、もっと皆さんに広く伝える方法はなかったか」
と課題を残す結果となりました。
当日会場にお越しの皆様はどのようにお感じになられたでしょうか。
しかしながら、会場全体が一体となって合奏したあの時の子ども達の生き生きとした表情は素晴らしく、今年の公演においても、音の出る楽器は使いませんが、会場の皆さんと一緒に、声や手拍子で合奏する場面を取り入れることにしております。
昨年8月8日の兵庫県立芸術文化センターでの公演後、ご来場のお客様からは当日の客席の状況について、様々なご意見やお叱りが、当社や主催の兵庫県立芸術文化センターへ寄せられました。
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昨年8月のコンサート後のお客様からのお声へのご返信と、皆さんからのご意見はこちら>>
昨年の公演では・・・
○8/8兵庫では2000人×2回、
9/9調布市グリーンホールでは1300人のお客様にご来場いただきました。
○兵庫、調布とも
0歳から入場可能でした。
○お客様の年齢層は■0歳から未就学のお子様と■その付き添いの保護者、ご家族の方が多く、
<子どもと大人の割合は、概ね1:2>でした。
○構成に、会場の皆さん全員で合奏ができる試みを取り入れ、音の出るものをご持参頂きました。
○公演時間は兵庫が70分(休憩なし)、調布では休憩を挟み2時間でした。
その結果:
○話し声やざわめきが、「コンサートを楽しみたい」と思う方の許容の度合いを越える結果となり、「演奏が聴き取れない」「周りの人が気になってコンサートに集中できない」というお叱りの声を多く頂きました。
そして、ステージに立つメンバーも、客席のざわめきの大きさに戸惑いを感じておりました。
ざわめきがあまりに大きいと、アンサンブルでは自分の出す音や他のメンバーの演奏が聴き辛くなり、純粋に音楽的な表現に集中することとは、別の種類の注意力やエネルギーが必要です。
公演後、弊社では、公演主催者のホールの皆さんと今回の事例について検証を行い、今後よりよい公演を行うための協議を重ねて参りました。
(続く)
>>【1】昨年からの経緯/公演データ【1】はこちら
>>【2】各地の「0歳(乳幼児)から入場可能なコンサート」実施の背景/昨年の公演開催の経緯〜当日の状況>>【2】はこちら
>>【4】コンサートのマナーについて/大人の皆様へ>>【4】はこちら
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私も子供がいてテレビの「クインテット」は親子でよく見てますが、じっと大人しく「聴く」のではなく、人形が(動きが)面白いのでそれを「見ている」感じのようです。
たぶん、本物のアンサンブル・ベガさんだとビックリしてしまう気が・・・。
でも「テレビやラジオやCDではなく、生の音を聴かせたい」気持ちはよくわかるので、どうにか検討してみてください。